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三浦大輔投手兼投手コーチ・頼もしいチームの支柱

 



 不惑の年で迎えるシーズン。ただ年齢を重ねても健在ぶりは変わらない。投手コーチも兼任する三浦大輔はプロ23年目に臨む。春季キャンプ初日の声出しでは「選手、コーチとしても横浜のために精いっぱいやる。引退するまでにもう一回優勝したい。あまり時間がないので皆さんよろしく」と協力を呼びかけた。 

 40歳になった今季から変わったのは投手コーチという肩書きがついたことだった。キャンプ中もブルペンで自らの投球が終わったあと、ほかの投手のボールを見続けた。「いろいろ“こうした方がいい”と思って見ている。気付いたら言っていく」と自覚十分に話した。ノックでバットを振り選手を鍛え上げる場面もあった。

 変わらないのは選手としてベストを尽くすことだ。先発ローテーションの座を目指し若手と競い合った。オープン戦では3試合に登板して防御率は5.25と好結果を残せなかった。それでもキレのあるボールを見せて持ち味を発揮する場面もあり、中畑監督は開幕先発ローテーション入りを明言した。

 3月30日のヤクルト戦(神宮)は雨天中止のために今季初登板はお預けに。仕切り直して4月4日の広島戦(マツダ広島)でようやくシーズン最初のマウンドに立った。1回に先制ソロを浴びるも2回以降は打たせて取る投球で粘り強く、7回1失点と力投したが、打線の援護がなく勝利を手にすることはできなかった。「(初登板について)雨で流れるのは、自分はよくあるので、今日に向けて状態を維持できたし、問題はありません。修正しながら何とか7回まで投げることができた」と振り返った。頼もしい40歳が今年もチームを支える。
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