
セ・リーグ新人安打記録更新に盗塁王と大活躍の近本。契約更改での年俸アップはどれくらいになるのだろうか⁉
どこまで年俸が大幅アップするのか注目されている。ドラフト1位・
近本光司のチームへの貢献度は群を抜いている。
「自分でも思っていないようなことが起きている」と打ち明けたように、シーズンを通して想定以上の結果を残し騒がれてきた。
ドラフトで藤原(
ロッテ)、辰己(
楽天)を外しての1位だったことで脚光を浴びていなかったが、自らの力で周囲の視線を引きつけた。
1年目から142試合に出場し、打率.271、新人安打記録では歴代3位の159安打を放った。プロ入り当初に目標として掲げた盗塁王も獲得。新人の盗塁タイトルは2001年の
阪神・
赤星憲広以来の快挙だった。
今オフの契約交渉で比較に値するのは、同じルーキーで新人王&盗塁王もゲットした赤星のケースだろう。
01年にシーズン39盗塁でタイトルを獲得した赤星は、1200万円から4000万円に大幅昇給で更改した。
また16年に136安打をマークして新人王に輝いた高山の場合は、1500万円から4000万円にアップしている。
自身の成績については「まだ数字でも達成できなかった部分もあるので、来年はそこを意識していきたいです」と緩みはみられない。
赤星、高山らの例を考慮すれば、年俸3倍増は間違いないだろう。アグレッシブなプレーとともに、粘り腰の闘争もお楽しみだ。