
待望の第1子も誕生し、パパとしても完全復活が待たれる上沢
大ケガからの復帰へ向けて、
上沢直之が最高のモチベーションを得た。11月20日に待望の第1子となる長女が誕生した。「家族が増えて、これまで以上に強い責任感を感じています。これからは家族のためにも復帰に向けてリハビリに精進し、来年こそは強い気持ちで野球を頑張りたいです」。親となり、一家の大黒柱として気持ちも一層引き締まった。
現在はリハビリに明け暮れている。6月18日の
DeNA戦(横浜)で打球が左ヒザを直撃するアクシデントに襲われた。翌日には左膝蓋骨骨折と診断されて、すぐに手術。全治5カ月と見込まれていたが、現在も痛みは完全に消えていない。その中で10月末にはキャッチボールを再開。初めは踏み込む際に左ヒザに痛みを感じていたが、徐々に違和感は消えつつある。
完全復活へ向けてまだまだ道半ば。地道で、つらいリハビリ生活が続いているが、子どもの誕生はこれ以上ない喜びに満ちあふれた。「感動しました。泣きかけました」と出産にも立ち会って、我が子が生まれてくる瞬間を見届けた。「すごく原動力になる」と言葉にも力がこもった。
開幕投手を任されながら、悔しい戦線離脱で終わった今季の借りを返せるかは、このオフの間の回復具合がカギを握っている。「やれることも増えてきて、視界も晴れてきた」。見据える未来は明るい。「娘のためにも頑張りたいです」。よりたくましくなった責任感を持った新米パパが、力強くカムバックを目指す。
写真=BBM