
2年連続の開幕投手に内定していた山岡泰輔。開幕日が定まってから再びギアを上げていく
新型コロナウイルスの収束、そしてプロ野球の開幕を切実に願う。
今季の開幕投手に内定していた山岡泰輔は「早く新型コロナウイルスが収束して、みんなが安全に野球を見れる環境になってほしい。気持ちを切らさず、ケガだけはしないように調整していきたい」と、大阪・舞洲の球団施設や自宅で準備を進めている。
24歳右腕は昨季も開幕投手を務めた。8回3失点と試合を作るもチームは敗戦……。「あの試合があったから(昨年は)1年間、投げ続けられた」と語るように、その後は13勝4敗の成績を残して勝率第一位のタイトルを獲得した。
今季も宮崎での春季キャンプが行われた2月の時点で「開幕投手」を
西村徳文監督から伝えられたが、新型コロナウイルスの影響で開幕日が定まらず「どこかで負担があると思う。ある程度は(調整を)リセットしないと」と調整を一度ストップ。「まだ開幕のスケジュールも決まっていませんし、ケガをしないことですね。スタートが決まって、そこから合わせていけたらと思っています」とリ
ラックスして開幕を待ち構えている。
自身のインスタグラムでは愛犬と戯れるショットや自宅での料理を公開。「今はとにかく感染しないこと。それが一番だと思いますし、そこを一番に考えて行動するように。早くこの状況が収束し、ファンのみなさんも安心して野球を楽しめるような、今までの日常に戻ってくれることを願っています」と呼びかける。
山岡と
山本由伸の“先発2本柱”がチーム浮上のカギを握っていることは間違いない。この2人が表カードと裏カードの3連戦初戦に先発すれば……。大型連敗の心配がなくなるどころか、自ずと白星を重ねていける雰囲気にあるだけに、プロ野球の開幕日が待ち遠しくてたまらない。
写真=BBM