交流戦ではパ・リーグの強力投手陣と対戦する。チームの喫緊の課題は得点力不足。一発のある福田が奮起することが解決への近道となる。
新フォームがようやく形になりつつある。バットを立てて構えるのがトレードマークだった福田がイメチェンしたのはすでに公式戦が始まっていた3月末。
「シーズン中でリスクはありますけど一緒のことをやっていてはだめ。昨年くらいから変えなきゃとずっと思ってイメージ持ってやってて、キャンプから状態上がらなくていい機会と思って」
野球人生で初めてバットを寝かせて投手と対峙している。これで持ち前の飛距離が陰ることもない。「練習の打球速度は上がっているんですよね。飛距離がなくなる感じはしていない」。2016~19年に4年連続2ケタ本塁打をマークしたパワーに確実性をつけるのが狙いだ。
今季は二軍スタートも
ビシエドが4月に上肢のコンディション不良で抹消されると、すぐに昇格し、四番に入った。4月23日の
ヤクルト戦(神宮)では広角に打ち分け自己最多タイの4安打で3打点を挙げ、存在感を見せつけた。
「いい形で回してもらっているので結果を出したい」とビシエドが戻ってきた後も一軍に食らいつき必死でもがいている。
新外国人の
ガーバーが結果が出ず、開幕右翼スタメンの平田も二軍で調整中。投手陣が踏ん張っているだけに打線の歯車がかみ合えば一気にチームは回り出す。
「自分の長所は長打なので」と福田が言う。パの強力投手陣を相手にしても振り負けることはない。
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