
打撃力もアップし、攻守走に期待が持てる選手へと成長してきただけに、ポストシーズンの活躍も期待できる
ペナントレースの終盤に出番が増えた
島田海吏の評価が急上昇している。俊足を武器にした選手が目立つチーム構成だが、そこに割って入ってきた。
10月19日の
ヤクルト戦(甲子園)の大一番で「一番・右翼」でスタメン起用されると、プロ初の猛打賞となる4安打3打点で期待に応えた。1年前も勝負どころで盗塁を決める島田を評価していた矢野監督も「給料の高くない選手もやってくれている。ムードが盛り上がる」と目を細める。
熊本県宇土市立鶴城中3年時に野球部所属ながら陸上ジュニア五輪に参加。その後、100メートル日本人初の9秒台を記録した桐生祥秀との対決(準決勝)で先着した実績をもつ。
2018年ドラフト4位で入団。当時の金本監督は足の速さだけでなく、島田の内角打ちに非凡さを感じていた。春先は故障もあったが、1年目の8月中旬から一軍に定着している。
プロ初の一番に起用されたのは10月13日の
巨人戦(東京ドーム)だったが、2戦続けてのトップバッターは8打席で1安打と結果を残せなかった。
かねてから「足が一番なので足でかき回したい。それと確実に守ること」とアピールしていた島田はバットでもレベルアップしてきた。
一軍での働きに島田は「派手な打撃はできないが泥臭いヒットは持ち味です」という。ポストシーズンに向けて頼もしい戦力になるはずだ。