同年代のチーム
メイトを引っ張る決意は十分だ。3年目の飛躍を期す度会隆輝は、ともに早生まれの
石田裕太郎と
森敬斗、さらには
篠木健太郎や
加藤響らと同じ2002年生まれの年男。「年齢が近い世代がたくさんいます。そういった選手がチームを引っ張っていかないとダメ」と口にするように、若手の底上げなくしてリーグ制覇はないと心に刻む。
昨季は86試合で打率.241、6本塁打、25打点。1年目から出場試合数こそ増やしたものの、期待された定位置奪取はならず、一軍と二軍を行き来した。「もっともっとやらないとダメだと感じたシーズンでした」と悔しさをにじませる。
球団から長打力の期待を懸けられており、出塁率と長打率を足し合わせた打撃指標のOPSは.850を目安に掲げられている。昨季のOPSは.662。「長打にできるボールは決まっている。選球眼は長打を増やすにあたってすごく大事。打つべき球の判断を追い求めていきたい」と貪欲に語る。
今季の出場機会を増やすため、外野手登録ながら三塁守備の強化を昨秋から本格化。秋季トレーニングで精力的に内野ノックを受けた成果もあり、下半身の安定感が増した。「土台がしっかりできてきていると実感している。内野の守備練習は打撃に生きると深く感じました」と好影響を明かした。
「優勝したときに『度会の活躍があったから』と一言でも言ってもらえるような準備をしたい」。今季の個人成績は二の次。バットでチームを勝利に導き、リーグ優勝に貢献する。
写真=BBM