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ソフトバンク・大津亮介 芽生えた主力としての自覚「目の前の1試合1勝を積み重ねていきたい」/エースの意地

 

エース格として1年間チームをけん引した


 滑り込んだ開幕ローテーションからエース格まで上り詰めた。9月5日の西武戦(みずほPayPay)。大津亮介は7回無失点の好投で隅田知一郎との投手戦を制した。2位西武との直接対決で価値ある12勝目。「首位を争う西武戦だったので気持ちで負けないという思いで投げました。全集中で全てのイニングを投げた」とお立ち台で笑顔を浮かべた。

 プロ4年目。開幕ローテは6番手の位置付けでシーズンに入ると、安定した投球を続けた。他の先発陣が不調やコンディション不良で離脱する中、きっちりとローテを守り、大黒柱として支えた。6月2日の中日戦(バンテリン)ではプロ初完投初完封。順調に勝ち星を積み重ね、7月18日のロッテ戦(ZOZOマリン)で9勝目を挙げ、自身初の2桁勝利に早くも王手をかけた。

 しかし、そこから3試合勝ちなし。その3戦で計12失点と安定感を欠いた。並々ならぬ覚悟で臨んだ8月22日のオリックス戦(京セラドーム)。8回1失点で区切りの10勝目を挙げた。小久保裕紀監督も「ちょっと時間がかかり過ぎましたけど、今日決めてやろうという気持ちが伝わってきた」と評価した。

 大津自身も「本当に覚悟を決めて投げました。いろいろ流れも悪かったので、この1週間は全てを変えた。モヤモヤがずっとあったので、早くすっきりしたかった」。1週間の過ごし方を変え、ようやく10勝目にたどり着いた。さらに白星を上積みできれば、タイトルも見えてくる。「目の前の1試合1勝を積み重ねていきたい」と力を込めた。
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