岩田稔投手にとって真価の問われる後半戦になる。開幕からなかなか調子が上がらず、2度のファーム落ちを経験したサウスポーが再び先発ローテーションに入ることになった。今後6連戦が続くことから「第6の男」として大車輪の働きが期待されている。
岩田は「バッターからボールが見やすかったフォームを修正した」と説明する。後半戦前に行われた球宴中の練習、7月22日の紅白戦(甲子園)では3回1安打無失点の好投を見せた。「結果も内容も良かった」と一軍再昇格をモノにした。
ストレートも球速150キロ近くを計測するなど、パワーピッチングで新しい姿を披露する。