金本監督が「フォームがきれい」と言っていた新助っ人で抑え候補の
メンデス投手は制球力も安定していた。2月14日、フリー打撃で初めて打者に対して投げた。若手の江越、荒木両選手に対し変化球を交えながら32球を投げ込んだ。ヒット性の当たりはなし。左打者の荒木に対しては外角ボールゾーンからストライクになるバックドアも試投して、荒木が思わず見逃すシーンもあった。
「今日は80~85%くらいの力。3、4カ月打者に対して投げていなかったから、よかった。スピードよりもコントロールを意識した」。今回の登板は8割の力だとも語ったが、球の威力とコントロールは抜群。クローザーへ一番近い存在へと名乗りを挙げた。