4月30日の広島戦(マツダ広島)は10回表にロサリオの特大2ランを放ち4対2で勝った。この試合で輝いたのはロサリオではなく、二番・遊撃で先発した植田海選手だった。

　1対2と負けている7回。二死後に一塁側にコツンと転がし内野安打。「いいバントではなかったですけど、自分の判断でいけました」と続く三番・糸井の2球目に2試合連続の盗塁に成功。そして糸井の右前打で、同点のホームを踏んだ。「海(植田海)君が盗塁でチャンスを作ってくれたおかげ」と糸井も感謝。10回にも先頭打者で左前打を放ち、大きなリードとってバッテリーにプレッシャーをかけ続け、ロサリオの勝ち越し2ランを導いた。