
東 克樹
5月16日の
阪神戦(甲子園)に先発した
東克樹投手は初回から真っすぐ、変化球を低めに集め、阪神打線を手玉に取った。9回3安打無失点の好投で初完投を完封で飾り、今季3勝目をマークした。
「しっかりと9回を終わらせるように投げた。打たせて取るピッチングができました。5月に入って全然勝てていなかったのでよかったです」とお立ち台で投球を振り返ったドラフト1位左腕。12球団のルーキー投手では完封一番乗り、3安打以下のシャットアウト勝利は、球団の新人では60年ぶりの快挙となった。
ラミレス監督も「文句のつけようがない投球だった」とチームの阪神戦での連敗を5で止めた東の好投を手放しで称えた。