歴史的な一発が飛び出した。8月21日の
DeNA戦(横浜)で五番・一塁で先発出場した阿部慎之助内野手が、2回一死からの第1打席で、平良から右翼席へ8号ソロ。これで18年間で本塁打をマークした投手は228人となり、T.ローズ(元近鉄ほか)に並び、プロ野球最多となった。「ちょっと上がり過ぎたかな。途中から打球の行方が分からなくなったけど、結果的にホームランになって良かった」と喜んだベテランは、
王貞治、
長嶋茂雄に続く
巨人史上3人目の通算400号にもあと4と迫る。今季開幕以後、代打での出番が多かったが、シーズン終盤を迎え、先発の機会が増えており、新たな勲章を加える日は近い。