頼れるクローザーがようやく調子を取り戻しつつある。7月17日の
オリックス戦(京セラドーム)、4点リードの9回に松井裕樹投手がマウンドへ。2三振を奪うなど3人でピシャリと抑え、笑顔で捕手の嶋と握手を交わした。
前半戦は41試合登板とフル回転を見せたが、最後の3登板はいずれも敗戦投手に。首脳陣は疲労を考慮し、15日は完全休養で、16日はベンチも外れていた。「リフレッシュできたし、いい時間を過ごせた」と、本人はその効果を実感している。これでチームは8カードぶりの勝ち越し。「より信頼されるような投球をしていきたい」。両リーグトップの24セーブ目を挙げた左腕は表情を引き締めた。