JR東日本に左右の大砲2人、社会人デビューで爆発の予感

ともに大学時代は神宮でパワフルな打棒を披露した渡辺[写真左]と丸子。社会人でも得意分野の打撃に磨きをかけ、2年後のプロを目指す
社会人野球のシーズン最初の公式戦となるJABA東京スポニチ大会は新人選手のデビュー戦としても注目される。今年は93人の新人・移籍選手が登録された。中でも注目なのがJR東日本に進んだ早大・
丸子達也と専大・
渡辺和哉だ。東京六大学と東都を代表する存在だった2人がそろい踏みし、社会人の春を彩る。
ともに昨年12月から合流。社会人野球の印象を、丸子は「小さいプレーでも突き詰めて、ミスを少なくしていくのがすごいと思う。確実にアウトを求められますから。守備走塁もすごく大事」と語る。早大4年春からレギュラーに定着し、春は打率.438をマークして首位打者を獲得。左の長距離打者として春秋リーグ戦、全日本大学選手権優勝と3冠の原動力となった。豊かな体格を生かした豪快なスイングが持ち味。今まで細かく打撃を指導されることはなかったというが「JR東日本に来てフォームのアドバイスを受けた。タイミングの取り方、待ち方を一つひとつ教えてもらった」と将来への土台作りの真っ最中だ。守備でも一塁と外野もこなし、出場機会をうかがう。ドラフト解禁となる2年目でのプロ入りが目標。「まずは(四番の)松本(晃、横浜商大)さんを退けないとプロには行けない。下克上のつもりで頑張りたい。1年目なのでまずはチームプレーに徹し、チャンスでかえせる打者になりたい」と力を込める・・・
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