
今秋の明大は開幕以降、早大、法大から2カード連続で勝ち点を挙げ、昨秋以来のV奪回へ向けて順調なスタート。快進撃の裏には主将・中野[左端]のリーダーシップが大きい/写真=中島奈津子
4年生全員で共有した「勝利への執念」
強いメイジが戻ってきた。味方を鼓舞する声。なんとかしようと食らいつく粘り。今、明大ベンチには勝利への執念がみなぎっている。
今春は勝ち点2で5位に沈み、秋は覇権奪回を目指している。今秋の開幕カード(対早大)では、1勝1敗の3回戦を延長12回の末に3対2で制し、勝ち点を挙げた。第2週の法大戦では2試合連続で逆転勝ちし、連勝で勝ち点を2に伸ばした。
9月18日の法大2回戦後、善波達也監督は「良いスタートが切れた。選手たちが、良い集中力を出してくれています」と満足そうに言った。
主将の中野速人(4年・桐光学園高)は「春とは選手の気持ちが全然、違う」と笑顔を見せる。その中野が「起点になった」という出来事が・・・
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