
慶大・大久保監督[右手前]は就任4年目。7季ぶりの優勝を遂げた昨秋の中心野手が卒業した今春、その手腕が問われるところだ/写真=椛本結城
「戦力No.1」の法大に連覇狙う慶大は結束力で勝負
取材現場へ足を運ぶたび、法大の前評判の良さを耳にした。現有戦力を見れば、投打とも経験値もNO.1であることは疑いのない事実だ。投手陣は現役最多15勝の
菅野秀哉(4年・小高工高)が、エースとしての自覚が十分。また、左ヒジ故障からの復帰を目指す左腕・
森田駿哉(4年・富山商高)もラストシーズンへかける思いは相当だ。1年春に開幕投手を務め、勝利投手となり、7試合に登板したのを最後に、神宮のマウンドから遠ざかっている。完全復活となれば、もともとプロ注目の大型サウスポーだけに、スカウト戦線を賑わすかもしれない。野手もプロ志望を表明している通算7本塁打の
中山翔太(4年・履正社高)、攻守走の3拍子がそろう主将・
向山基生(4年・法政二高)と充実。2012年秋以来、優勝から遠ざかっており、まさしく「勝負の年」となる。
個々の能力ではなく、結束力で挑むのは・・・
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