
1勝1敗で迎えた6月20日の3回戦は雨天中止。中1日を空けた決戦で中大は快勝して一部残留を決めた。試合後の安堵の表情が印象的である/写真=山口高明
先勝からまさかの連敗。厳しい現実を味わった日大
「入れ替え戦まで、立て直す時間がある」。5月23日、中大は駒大2回戦で敗れ、4勝8敗、勝ち点1で2016年春以来の6位が確定。一部二部入れ替え戦に回ることが決まった。そのとき、中大・
清水達也監督はこう話していた。それから二部優勝の日大と戦うまでの約3週間で、どうチームを立て直したのか──。
中大の投手陣はリーグ戦で1試合平均約6個の四死球を与えており、それが失点に絡んで崩れる試合が目立った。そこで、初球の入り方を意識して投球練習を重ねた。攻撃陣は追い込まれるまでバットが出ない消極的な打撃が目立ったため、打撃練習から積極的に振ることを徹底した。
清水監督は「入れ替え戦の雰囲気にのまれないように、一丸となってやっていきたい」とも話していた。入れ替え戦には独特の緊迫感がある。今の4年生は・・・
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