
大谷は侍ジャパン社会人代表の東芝・岡野から右前打を放ち、存在感を示した/写真=田中慎一郎
「二刀流の兄」東京ドーム初安打も惜敗
トヨタ自動車東日本(金ケ崎町)と東芝(川崎市)が対戦した都市対抗1回戦。試合後、東京ドームのベンチ裏では、「大谷フィーバー」が巻き起こっていた。テレビカメラ6台、30人ほどの取材記者が詰めかけ、通路がふさがってしまうほど、十重二十重と取り囲まれていたのは、トヨタ自動車東日本のコーチ兼選手としてプレーする大谷龍太(前沢高)だ。
今季から「二刀流」でメジャー・リーグに挑戦している
大谷翔平(エンゼルス)の6歳上の兄である。兄弟だけあって、顔も体つきも似ており、身長も187センチと長身。昨季はチーム最多の6本塁打を放つなど、主軸を担い、現在は一番打者を務める外野手である。
大谷が所属するトヨタ自動車東日本は、東日本大震災からの復興と地域の活性化を目指して2012年に創部。今も・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン