
法大は開幕週の早大、第2週の明大と連続で勝ち点をマークした。明大2回戦では吉岡[写真中央]がサヨナラ打。2012年秋以来遠ざかるリーグ優勝を目指す/写真=佐藤博之
開幕2カード連続勝ち点。「一人一役」の徹底が原動力
今秋の法大は、一味違う。
法大は2016年春から5季連続して開幕カードで勝ち点を落としていた。16年春、17年春秋はそこから巻き返し、勝ち点3の3位。開幕でのつまずきさえなければ……という悔しいシーズンを繰り返してきた。
今季は開幕の早大戦では2勝1敗、第2週の明大戦では2勝1分けで勝ち点を奪取。開幕から2カード連続で勝ち点を奪ったのは、15年春以来。12年秋から遠ざかっているリーグ制覇に向け、好スタートを切った。
主砲の
中山翔太(4年・履正社高)は9月8日の早大1回戦で2本塁打、3打点。主将の
向山基生(4年・法政二高)は9月18日の明大3回戦で決勝の適時打と、ドラフト候補の二人が打線を引っ張る。1年生ながら開幕投手を任された
三浦銀二(1年・福岡大大濠高)は早大戦、明大戦の1、3回戦で先発して1勝0敗、防御率1.61と抜群の安定感を誇る。
活躍しているのは、こうした主役たちだけでは・・・
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