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今秋の加藤は開幕から3カードを終えて21打数2安打と不振だったが、4カード目の明大との3試合で12打数5安打、4打点と調子を上げてきた/写真=小倉元司
短期間で打撃改造!! 復調を遂げた四番のバット
20試合ぶり(今春の明大2回戦)のアーチは、その四番打者にとって大きな意味があった。
10月15日の明大3回戦。早大の四番・
加藤雅樹(3年・早実)は初回に二死一塁から右翼席へ2ラン(通算6号)を打つと、一塁を回ったところで遠慮気味に右手を挙げた。試合後には「久しぶりの感覚でした。気持ちが前に出たというか、今までとは違うホームランかな」と笑顔を見せた。
今季は開幕から立大2回戦までの5試合で17打数2安打(打率.118)と不振。9月24日の立大3回戦ではスタメンを外れ、途中出場した。
小学生のころから常に四番を任されてきた。早大でも2年春から不動の四番を務めてきた加藤にとって、ケガ以外でスタメンを外れるのは野球人生で初めてのことだった。
立大戦後、加藤は「変わらないといけない。自分の課題は・・・
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