
亜大・生田監督はエースの証しである1、3回戦を投げられる投手を目指してほしいと期待している/写真=井田新輔
神宮初登板で初勝利。1年生が得た「自信」と「信頼」
0対0で迎えた4回裏。一死から連打を許して一、二塁のピンチを背負った。
4月9日の駒大2回戦。亜大のルーキー左腕・
松本晴(1年・樟南高)にとって、リーグ戦初登板・初先発のマウンドだった。並みの新人なら動揺してしまう場面だ。だが、松本は動じなかった。「自分のピッチングをすれば打たれない」と腕を振った。
相手の四番、五番を打ち取り、ピンチを脱出。その後も130キロ台後半の直球と、鋭く曲がるスライダーを軸に6回まで投げ、2安打1四球4奪三振で無失点。チームは1対0で勝ち、松本はリーグ戦初勝利を手にした。試合後に報道陣に囲まれても、松本は落ち着いて応えた。
「初めての神宮のマウンドなので、思い切っていこう、と。初勝利はうれしいですが、まだ6イニングしか投げていない。後ろの投手に助けてもらいました。完投勝利できるように、これから頑張っていきたいです」
大学での目標を聞くと、即答し・・・
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