
4月13日、八幡浜高[愛媛]との練習試合で実戦デビューした高知高の1年生・森木。この日の最速は144キロだったが、今後さらなる上積みが期待される/写真=梅原沙織
衝撃の実戦デビュー
あの衝撃が、忘れられない。
「150キロ」
昨年8月2日、坊っちゃんスタジアムで行われた四国中学総体決勝。高知中の3年生右腕・
森木大智は7回表、三瓶中(愛媛)の2人目の打者を見逃し三振に斬ったボールが“大台突破”。軟式球でスコアボードに驚がくの数字が表示されたのである。
「今大会で150キロは狙っていました」。試合後、硬式を含めて“日本中学野球史上初”と言われる偉業を成し遂げても、冷静に自らを振り返った。その後、
広島で開催された全国中学校軟式野球大会で優勝。全日本少年春季軟式野球大会(静岡)との春夏連覇により一躍、脚光を浴びた。
注目された高校の進学先。しかし迷いはなかった。森木は中学の夏を終えると「尊敬できる人」として・・・
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