
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、学校休校で部活動は自粛。6月中旬以降から練習試合を再開させ、狭間監督はチームを仕上げている/写真=石井愛子
投打「二枚看板」を擁す全国屈指のチーム力
投手を中心とした鉄壁の守りで失点を防ぎ、バントやエンドランなど小技を絡めた攻撃で泥臭く1点をもぎ取る。昨年は甲子園で春夏連続で4強進出。明石商高が得意とする緻密な野球に、今年は打力も加わった。「結構、打つ。全体的に整ったチームやと思うわ」と言うのが、狭間善徳監督の正直な評価である。
1年夏から昨夏まで3季連続で甲子園の土を踏んだ最速151キロのエース右腕・
中森俊介、左の強打者である主将・
来田涼斗と投打にドラフト上位候補の二枚看板を擁するが、今年のチームで主役を張れる選手は、2人だけではない。16年春、甲子園初出場時にキャプテンを務めていた大西進太郎(現大体大4年)は当時の自チームと後輩たちとを比較してくれた。
「中森、来田の大きい柱がいるので、そこが頼もしい。でも、そこに頼り過ぎないぐらい、1人ひとりに能力があるので、個性が豊かかなと思います。僕らの時は吉高(
吉高壯、現日体大4年)がいて守りのチームだったので。今年は安打数も出て、守備とのかみ合わせがある。僕らは打つというよりも、守り勝つチームでした。体つきも変わったなと。太ももとかも全然、違いますね」
遊撃手の井上隼斗(3年)は守備だけでなく、打撃力も光り、下級生ながら四番を打つ福本綺羅(2年)は長打力としぶとさを併せ持つ。小柄な宮城光伸(3年)もパンチ力を秘めるなど、どの打順からでも力強い打球が飛んで来る。また、今年の3年生について、狭間監督は・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン