
東都大学野球連盟・福原理事長は6月30日の評議員会後、報道陣の取材に応じ、秋のリーグ戦の開催について説明した/写真=BBM
「通常開催」目指すが、2戦総当たりの勝率制も視野
あくまでも「通常開催」を目指す。
東都大学野球連盟は6月30日、東京都内で定時理事会・評議員会を開き、秋季リーグ戦について協議した。一部リーグ戦の開幕は、9月8日を目指して準備を進めていくことで一致した。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、春のリーグ戦は中止。6月から8月開催へ延期された「全日本大学選手権大会」の代表校を決める試合が予定されていたが、同大会も中止となり「代替試合」も行わないこととなった。また、就職支援を目的とし、夏場に検討されていた「トライアウト」も開催を断念。同連盟は一部から四部まで加盟21校で、活動が再開できていない大学が約半数あり、平等性が保たれない可能性があったため、開催が見送られた。つまり、秋のリーグ戦開幕へ全力を注いでいく方針が固まった。
春中止の背景には「通常開催」が実現できない部分が、ポイントとなった。同連盟における「通常開催」とは「2戦先勝勝ち点制のリーグ戦と、2戦先勝の入れ替え戦」を指す。一部から四部まで21校によるリーグ戦で春と秋、各部の優勝校を決めることはもちろん・・・
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