
京都の独自大会では将来を見据え、木製バットを持ち結果を残した/写真=小中翔太
兄の背中を追うスラッガー、活動自粛期間で芽生えた自覚
部活動再開となりグラウンドに戻ったとき、主砲の目つきは明らかに変わっていた。
「自分1人で考える時間が増えたことによって進路のことや、どういう選手にならないといけないかというのが決まりましたし、こういう時間があったから、今の自分がいるんだなと実感しています」
自粛期間中に龍谷大平安高の四番・
奥村真大は希望進路をプロに絞る。上のレベルの好投手に力負けしないよう短期間で大幅に体重を増やした。さらに「コロナ期間が開けて絶対、プロになってやるって気持ちが強かったので、その決意を持って木に変えました」と、木製バットを携えて打席に立った。高校通算は19本塁打、最後の2本は木製バットで放ったものである・・・
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