
法大は1月1日付で加藤重雄監督(右)と、大島公一助監督(左)が就任。2人とも法大在学中はリーグ戦4連覇を経験している[写真=法大野球部提供]
「黄金時代」再来へ目指すは史上初のV5
1925年秋に発足した東京六大学リーグは、過去に6度の4連覇がある。法大が最多3度であり、明大、立大、早大が各1度と続く。直近では2002年春から03年秋にかけての早大。
ソフトバンク・
和田毅が4年時に52年ぶりの春秋連覇へ導くと翌年、最終学年となった
ヤクルト・
青木宣親、
ロッテ・
鳥谷敬が先輩からのバトンをつなぎV4を達成した。
1月1日付で法大の新監督に就任した加藤重雄氏は3年秋に控え投手として、4連覇を経験した。1学年上は「花の49年組」と言われた
江川卓(元
巨人)、
袴田英利(元ロッテ)、金光興二(元法大監督)らの黄金世代だ。法大は76年春から77年秋まで4シーズン連続での完全優勝。投手陣は江川、鎗田英男、中林千年と最上級生が充実していた。3年生左腕・加藤はリーグ戦初登板(救援)した早大2回戦での1試合のみの出場だった。
先輩が卒業した翌78年春は加藤が新エースとして、14試合中12試合(先発10試合)に登板する獅子奮迅の活躍で5勝を挙げた。同年6月の日米大学選手権でプレーすると、・・・
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