
優勝の可能性を残していた立大が明大2回戦[5月23日]で敗戦。空き週だった慶大が2019年秋以来38度目の優勝を決め、神奈川県横浜市内の合宿所で、オンライン取材に応じた。左から森田、主将・福井、副将・正木[写真提供=慶應義塾体育会野球部]
昨秋の「1球」を糧に陸の王者KEIOがV奪還
5月23日。慶大は最終週・早慶戦(同29、30日)へ向けて、神奈川県横浜市内のグラウンドでオープン戦(対NTT東日本)を組んでいた。
「ゲーム終了後、ベンチでの反省を終えたタイミングで、助監督(竹内大助氏)から『優勝しました!』と。そこで、初めて知りました」(慶大・堀井哲也監督)。東京六大学リーグ戦第7週。優勝の可能性を残していた立大が明大2回戦で敗れたため、7勝1敗としていた慶大の3季ぶり38度目のリーグ制覇が決まった。
オンライン取材に応じた就任2年目の堀井監督は、喜びを口にした。
「リーグ優勝は目標でしたので、早稲田との戦いを残していますが、光栄に思っています。一つ、息をつけたと言いますか……。早稲田戦は優勝の結果を持って挑める」
黒星を糧に成長してきた。昨年は春、秋とも2位。秋は早大2回戦を1点リードで最終回を迎えたものの、二死走者なしから安打を許し・・・
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