
三菱重工Eastとの準決勝は序盤から劣勢の展開で、1対6で敗退した[写真=佐藤真一]
頂点まであと2勝 全国で直面した課題
単独チーム日本一を争う今年の日本選手権は、例年以上に実力の拮抗した混戦が続いていた。全31試合中、1点差試合が13試合、完封は10試合あり4試合がタイブレークにもつれ込んだ。初出場だった北海道ガスと全足利クラブも初戦で全国大会常連のチームを相手にロースコアの接戦を演じた。全体のレベルが接近している中、白熱した試合の連続で勝ち進んだのが、昨秋の都市対抗準優勝で今大会でも優勝候補の一角・NTT東日本だった。
ヤマハとの1回戦は初回に重盗を決めてチャンスを広げ、2点を先制。幸先良く先手を取ると、入社1年目の
上出拓真(国学院大)が8回1失点の好投を見せる。打線は終盤に四番・
向山基生(法大)の一発で欲しかった追加点を奪い、最後はベテラン右腕・大竹飛鳥(関東学院大)が一打逆転サヨナラのピンチを招いたが、何とか踏ん張り逃げ切りに成功。辛くも投手戦を制した(3対2)。
ENEOSとの2回戦も・・・
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