四国銀行は伯和ビクトリーズとの1回戦で初戦敗退。22年は悲願の頂点を目指して、取り組みを再開していく[写真=佐藤博之]
守備力&打線強化課題が明確になった全国舞台
四国銀行(高知市)は昨年の都市対抗でチーム史上、初めてとなる全国大会で2勝を挙げ、準々決勝まで勝ち進んだ。今季は周囲の期待もさらに高まる中でのシーズンインとなったが「選手たちにはプレッシャーも慢心もなかった」と中川毅監督(日大)は断言する。しかし、春先は結果が残せなかった。4月のJABA四国大会と岡山大会はともに予選リーグ敗退。5月の日本選手権・四国二次予選では同地区のライバルであるJR四国(高松市)に2戦とも敗退し、本戦出場を逃していた。
苦しい状況の中でチーム力アップに貢献したのがルーキー・大北海斗(拓大)と神野恵資(神戸学院大)だ。「日本選手権の予選では1安打もできずに苦しんだのですが、実直に野球に取り組み、バットを振り込んで少しずつ結果が出るようになってきました。その中で守備力も上がり、チーム全体が刺激を与えられたんです」と、中川監督は振り返る。
四国銀行と言えば・・・
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