
佐伯監督[背番号41]は現役時代、右のアンダースローとして活躍。九産大では明治神宮大会、西濃運輸では都市対抗優勝を経験。卓越した指導で強化していく[写真=矢野寿明]
黒獅子旗奪取と常勝軍団の確立
2014年都市対抗で悲願の初優勝を飾った西濃運輸。その瞬間、胴上げ投手として歓喜の輪の中心にいたのが、今季からチームの指揮を執る佐伯尚治監督(九産大)だ。
大学時代は4年時の明治神宮大会で初優勝。西濃運輸には06年に入社。富士重工業との都市対抗決勝では3安打完封勝利で黒獅子旗を手にし、MVPにあたる橋戸賞を受賞した。引退後は昨年までコーチを務めており、38歳の若さで新監督に就任した。
「観客の皆さんがワクワクするような元気の良いチームにし、アマチュアの手本となっていきたい」と話す。シートノックでは全員が声を出しながらグラウンド内を駆け巡り、攻守交替の際は各選手がポジションまで全力疾走している。今季に向けては、打線を組み替えた。
「昨季は二番を打っていた原田大輔(福岡大)を四番に。四番だった谷恭兵(八戸学院大)は三番にし・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン