
夏の甲子園は8月6日に開幕する。開会式は3年ぶりに、通常の式次第で行うための準備を進めている。写真は昨夏の開会式[写真=石井愛子]
感染者が確認された場合も日程変更、選手変更で柔軟に対応
日本高等学校野球連盟は7月6日、大阪市内で第104回全国高等学校野球選手権大会(8月6日開幕、
阪神甲子園球場)の臨時運営委員会を開き「新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」と「応援に関するガイドライン」を定めた。
代表校の選手(最大35人)と関係者は7月29日から8月1日に地元でPCR検査を受け、陰性を確認後、早ければ30日には甲子園入りする。
なお、大会前検査のほか、初戦突破校に関しては、その翌日に2回目のPCR検査を行う(なお、大会役員・スタッフの同検査は大会前の1回)。
代表校に感染者が確認された場合は緊急対策本部で協議の上、対応を決定する。なお、個別の事案であると判断した場合は、当該選手を入れ替えるなどして、大会参加を差し止めることはしない。また、チーム内での集団感染と判断された場合も、感染陽性時期を確認した上で、試合日程を変更することもある。同一回戦の中で変更することが原則であるが、対戦校の了承が取れれば、その限りではないという。また、選手変更は当該校の試合試合開始2時間前まで可能で、責任教師は医師の診断書を添付して提出。人数制限はなく、前述のとおり、最大35人がPCR検査を受けており、その登録対象選手の枠内でメンバーを編成し、何とか出場する方向へ持っていきたいという。
コロナ禍の開催となった昨夏は宮崎商高が初戦(2回戦)を前に・・・
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