
JFE西日本との2回戦でTDKの主砲・深江は本塁打を放った[写真=矢野寿明]
新たな投手陣の柱が確立 2度目の黒獅子旗奪取への挑戦
「東北の実力を見せることができました」と語ったのは、今夏の都市対抗で8強へ導いたTDK(にかほ市)の佐藤康典監督(秋田経法大付高)である。TDKは06年に東北勢として初めて都市対抗で優勝。しかし、14年からは6年連続で本戦出場を逃すなど、低迷期を経験し、18年7月に復帰した佐藤監督の下、再建を図ってきた。投手を中心にしっかり守り、その粘りに打線が応える野球が根付き、一昨年は7年ぶりに本大会出場。昨年は8年ぶりに白星を挙げ「この1勝は大きな自信になる」と、指揮官も手応えを感じていた。
今季は
小木田敦也(
オリックス)が抜けた穴を埋めるのが課題となっていたが、エース・
鈴木大貴(流通経大)に続く二番手として、入社2年目の
大関竜登(白鷗大)が台頭。「昨年からローテーションに入っていた投手で、今季はヒジの手術から復帰し7月から調子を上げていました」と指揮官も小木田の後釜に期待を寄せている。最速152キロ右腕の新人右腕・
権田琉成(明星大)も・・・
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