
日体大のエース・矢澤は優勝をかけた桜美林大3回戦(10月22日)で10回1失点。チームは11回表に3点を挙げ、4対1でリーグ制覇を決め、試合後に胴上げされた[写真=井田新輔]
絶体絶命のピンチで圧巻の二者連続三振!
首都大学リーグは同点で9回を終えると、10回からはタイブレーク(無死一、二塁の継続打順)に入る。日体大は桜美林大3回戦(10月22日)で勝てば優勝、負ければ2位(先に8勝4敗、勝ち点4で全日程を終えている筑波大が優勝)という状況で、最後の大一番を迎えていた。1対0の9回裏、先発の左腕エース・
矢澤宏太(4年・藤嶺藤沢高)が一死三塁から暴投で追いつかれる。
1対1のまま延長へ。日体大は10回表無死満塁の好機を生かせず、無得点に終わる。その裏、桜美林大は先頭打者が犠打で一死二、三塁とサヨナラの場面を作る。失敗が許されない。矢澤は「前に飛ばさせれば、エラーのリスクもある。三振を狙いにいきました」と腹をくくった。得意の横変化のスライダーを多投し・・・
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