
打撃センス抜群。昨秋は打率.186と力を発揮できなっただけに、今春への思いは強い[写真=川口洋邦]
名門・駒大で不動の四番打者である
大森廉也は、シュアなバッティングに注目が集まる。しかしながら「守備は好きですし、自信を持っていますが、バッティングに関しては、今も自信はありません」と謙そんする。
もともとは投手。小学校時代はエースとして活躍した。だが、中学校時代は最後まで2、3番手と控え投手から抜け出すことができなかった。
市船橋高には投手として入部し、1年秋にベンチ入り。ところが、2年になる直前に左肘を痛め、投げられなくなった。結果的にはそれが大きな転機となった。三番・中堅手に抜擢された2年夏の西千葉大会で17打数7安打、打率.412と、打者としての素質を一気に開花させた。
投手としても千葉敬愛高との4回戦で先発し、6回5安打1失点と好投。だが、肘の調子は好転せず、2年秋の公式戦での登板が最後となった。
一方、打者としては成長を続け、一番・中堅手として出場した3年夏の千葉大会も・・・
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