第48回社会人野球日本選手権大会の組み合わせ抽選会が10月11日、大阪市内で行われ、出場32チームの1回戦の対戦が決まった。京セラドームで11月8日に開幕。単独チーム日本一を決める2023年シーズンを締めくくる大会を展望する。 
トヨタ自動車は昨年11月の社会人日本選手権で4年ぶり6度目の優勝[上]を遂げ、今年7月の都市対抗[下]では7年ぶり2度目V[下]。今大会は二大大会3連覇を狙う[写真=BBM]
史上初の2度目の大会連覇に挑戦
組み合わせ抽選は10月11日に大阪市内で行われた。出場32チームをブロックごとに見ていきたい。
まずはAゾーン。史上初の2度目の大会連覇と、史上2回目となる2大大会での3季連続優勝を目指すトヨタ自動車。今夏の都市対抗で橋戸賞の
嘉陽宗一郎(亜大)や
松本健吾(亜大)ら投手陣を中心とした守りの野球が徹底され、打線もきっちりと役割を果たして確実に得点を奪っていく。初戦は打線に切れ目がない日本製鉄鹿島と対戦する。対抗馬と目されるENEOSは
柏原史陽(同大)、
加藤三範(筑波大)、
関根智輝(慶大)の三本柱に打線も錚々たるメンバーが並ぶ。今夏の都市対抗では涙に暮れた
度会隆輝(横浜高)のバットにも注目だ。
TDKはダイナミックな投球フォームの
鈴木大貴(流通経大)とリードオフマンの
北畠栞人(八戸学院大)がチームを引っ張る。元
中日の
亀澤恭平監督が率いるショウワコーポレーションは初出場。開幕戦で都市対抗8強の三菱自動車岡崎と対戦する。ホンダ熊本は九州予選の3試合で22得点。
山本卓弥(亜大)、稲垣翔太(明豊高)、
古寺宏輝(関東学院大)が・・・
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