
KMGホールディングスは日本製鉄かずさマジックとの1回戦で初戦敗退。この悔しさを今後の糧にしていくつもりだ[写真=太田裕史]
セールスマン兼野球人の挑戦
「下剋上」のスローガンどおり、赤いセールスマン軍団が9大会ぶりに京セラドーム大阪に戻ってきた。昨年1月にチーム名を九州三菱自動車から変更し、KMGホールディングスとしては初見参。選手のほとんどが自動車の販売員で「野球100%、仕事100%」をモットーに社業と練習を両立させている。OBには2000年代の
西武を支えた左腕・
帆足和幸らがおり、2017年には
谷川昌希が
阪神からドラフト5位指名を受けた。
しかし近年は九州地区でも思うような戦績を挙げられず、全国舞台からは遠ざかっていた。現役選手で二大大会を経験しているのはコーチ兼任の城戸周平(日本文理大)と野中涼真(日体大)だけ。13年以来6回目の出場となる日本選手権では、懸念されていたブランクの長さが重くのしかかった。
日本製鉄かずさマジックとの1回戦。初回に何でもない外野からの返球が逸れて・・・
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