第96回選抜高校野球大会の選抜選考委員会が1月26日、大阪市内で行われ出場32校が決まった。組み合わせ抽選会は3月8日、大会は18日から13日間(準々決勝、準決勝翌日の休養日を含む)、阪神甲子園球場で開催される。2024年は甲子園100周年、センバツの第1回大会から100年という節目である。 
昨年は2年ぶりの対面開催。今年も選考委員が活発な意見を出し合い、32校が決まった[写真=BBM]
新たな生活拠点・山梨に届いた吉報
センバツの特色である「21世紀枠」は2001年の第73回大会から導入。07年までは2校、08年の第80回記念大会では3校となり、09年以降も3校が定着していた。なお、13年の第85回記念大会と、コロナ禍で20年の明治神宮大会中止により、明治神宮大会枠がなくなった21年は、最多4校が選出されていた。今大会は出場枠の見直しがあり、21世紀枠は従来から1枠減で、07年以来となる2校となった。今回は東日本、西日本と地域を限定せずに1校目は別海、2校目は田辺に決まった。
なお、一般選考枠(29校)も見直しがあった。各地区で「都道府県÷2」以上の枠数の確保を原則とし、各地区の加盟校数、部員数、直近の戦績など総合的に検討された。東北、東海が1校増の3校、合わせて5校だった中国・四国は、中国2校、四国2校と、両地区の比較検討で選出の1枠をなくした。なお・・・
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