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岡本駿(甲南大)が歩む右肩上がりの成長曲線 投手転向のサクセスストーリー

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9月7日にプロ志望届を提出[※10月24日ドラフト会議にて広島から3位指名を受けた]。1年春から登板しており、投手経験を重ねてきた[写真=小中翔太]


 高校時代は四番・遊撃だった大型内野手からポテンシャルの高い右の本格派へ。大学入学時のコンバートが転機となり、岡本駿(4年・城南高)には、甲南大初のプロ野球選手誕生という期待がかけられている。

 高校3年の8月、甲南大の練習会に参加した際には「何とかアピールしたかったので、キャッチボールから思いっ切り投げていました。いつ見られているか分からないので、本気で投げていました」と全力投球。すると、その球筋が谷口純司監督の目を引いた。ボールの伸びや回転が明らかに違う。打撃が良かったら取ろうとの思いは即座に切り替わった。

「コイツの4年後にかけてみよう」

 力量ではなく、素質で決めたのは初めてのことだという。そのためスポーツ推薦の条件は・・・

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