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2024年度社会人野球表彰

三菱重工East、トヨタ自動車から3人ずつ選出 関東・東海地区で受賞者独占

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2024年12月12日、東京都内のホテルで社会人野球表彰があり、24年シーズンに活躍した選手たちが一堂に会した[写真=井田新輔]


 2024年度社会人野球表彰が12月12日、東京都内のホテルで行われた。ベストナイン(DH含む10人)は選考委員会による一次、二次、三次、最終審議を経て決定した。

 ベストナインは関東・東海のチームで独占。7月の都市対抗で初優勝した三菱重工Eastから3人、11月の社会人日本選手権で2大会ぶり7度目の優勝を遂げたトヨタ自動車から3人が選出された。8人が初受賞で、トヨタ自動車・佐藤勇基は22年以来2度目、ヤマハ・網谷圭将は2年連続での受賞となった。

 個人賞では都市対抗でMVPに当たる橋戸賞を受賞した三菱重工Eastの左腕・本間大暉が最優秀防御率賞とのダブル受賞。本間は「私の力だけではなく、捕手の対馬さんの好リード、野手の皆さんが守ってくれたおかげです」と喜びを口にした。

 都市対抗後、新たに主将に就任したトヨタ自動車・逢澤崚介は最多打点賞、王子・吉岡郁哉は22年に続く2度目の首位打者賞。2人はベストナインとの同時受賞となった。逢澤は「来年も、球場に足を運んでくださる皆様に感動を届ける試合、一打ができるよう、自覚と責任を持ってプレーしていきます」と決意を語った。社会人日本選手権準優勝に貢献したホンダの左腕・東野龍二は最多勝利投手賞、ENEOSの入社1年目・村上裕一郎は最多本塁打賞に輝いた。

 なお、日本野球連盟特別賞は9月に台湾で行われた「第5回WBSC U-23ワールドカップ」で2大会連続3度目の優勝を遂げ、社会人選手24人で12チームの頂点に立った侍ジャパンU-23代表に贈られた。

2024年社会人野球表彰者

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