
2024年から指揮する高橋監督は前任の方針を守りながら、新たな指導を付け加えている[写真=田中慎一郎]
大垣日大高(岐阜)は2007年のセンバツで準優勝に導いた阪口慶三前監督(関商工高外部アドバイザー)が05年から指揮を執っていたが、23年末をもって退任した。母校・東邦高(愛知)を通じて甲子園出場35回、通算40勝の名将の後を継いだのが、高橋正明監督である。高橋監督はコーチや副部長として阪口氏とタッグを組み、20年近くにわたってチームを支えてきた。
「阪口先生から『技術の前に人を育てる』ことを受け継ぎました。高校野球は教育だと常におっしゃっていましたから、人としてしっかりと成長させることが役目だと思っています。野球においては基本をしっかりとやること。そして、阪口先生の座右の銘は『魂』でしたが、勝負ですから魂のあふれるプレーをやっていきたいです」
恩師の教えを大切に、伝承しつつ、高橋監督は・・・
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