
感情を前面に出すスイングが特徴の茨城・上杉。一番打者としてチームをけん引する
茨城で主将交代
今季参入した東地区の茨城は、前期が6勝、後期も7月28日現在で2勝と苦しみながら初のシーズンを戦っている。その中で若手選手が中心となるチーム作りと、ここまで主将を務めた小野瀬将紀兼任コーチの負担軽減のため、24歳の外野手・鴨志田舜人(慶大)が新たに主将を務めることになった。
坂克彦監督は「鴨志田はプレーや行動、言葉でチームをけん引できる」と評価。チームとして「一つでも多くの勝利を」と後期の躍進を図ろうとしている。
その新球団・茨城の打線をけん引しているのが21歳の一番打者・上杉泰賀(全府中野球倶楽部)である。28日現在の打率はチームトップの.296。トライアウトで見せた50メートル6秒0の俊足に加え、思い切りのいい打撃が特徴である。
「前期は調子が良く、後期は少し打率が落ちているが、状態は悪くない。またここから上げていければ」
東京・府中市の出身。府中工高を卒業後、地元のクラブチームで3年プレーしてBCLの門を叩いた。
「ワンランク上のレベルでプレーしたかった。BCLにはNPBのスカウトも頻繁に・・・
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