
小松海岸の砂浜で「スラローム・ラン」を繰り返す徳島投手陣
砂浜に並んだ選手たちの間を、最後方から順に1人ずつ、蛇行しながらダッシュで駆け抜けていく。「スラローム」で走った距離をすべて計算すると、優に3000メートルを超えた。
投手キャプテンの安丸友耶(鳴門教育大)が、「グラウンドを使えなくなってからのほうが、練習はきつくなりましたね!」と苦笑いする。
徳島の練習グラウンドはウイルス感染拡大防止のため、4月24日に使用禁止となった。県内の球場、グラウンドも各自治体からの要請で使用不可となり、練習ができない状態だ。球団はこの時間を利用して、選手たちにアルバイトで生活資金を貯めることを奨励している。
アルバイトの合間を縫って、投手陣は
吉田篤史監督(元
ロッテほか)が音頭を取り、1日置きに小松海岸で練習を行っている。5月7日、この日はラン・メニューを中心に約3時間、トレーニングにいそしんだ。
こんな状況だが、選手たちは非常に積極的に練習に取り組んでいる。吉田監督は目を細めて言う・・・
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