
初勝利を手にした試合後のヒーローインタビューの最中、スタンドからの歓声に笑顔を見せる青柳
7月24日、徳島対香川4回戦(阿南市、7イニング制)5回裏、香川先発・青柳雄貴(横浜金港クラブ)が一死一、三塁のピンチを迎える。
ダグアウトを飛び出した
天野浩一コーチ(元
広島)は、交代を伝えるつもりでマウンドへと向かっていた。すでに制限の60球を超えている。
「そしたら、青柳が言うんですよ。『アドレナリンが出てますから。いけます』って」
徳島の二番・新城翔太(琉球大)を空振り三振に。同時にスタートを切っていた一塁走者の盗塁も失敗に終わり、5回を無失点で投げ終えた。試合は香川が2対0で徳島を下し、青柳が今季初勝利を手にしている。
昨年、防御率1.44(2位)を残し、飛躍が期待されていた。右ヒジのトミー・ジョン手術を受けたのは、昨年10月のこと・・・
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