
シート打撃を見守る四国リーグ4球団の首脳陣
11月14日現在、今季限りで四国リーグ4球団を退団する選手の数は、最も少ない高知で17人(任意引退選手6人)。最も多い徳島が22人(任意引退選手9人)を数える(育成ドラフトで指名された3人を含む)。
独立リーグは毎年、選手の入れ替わりが多いことが常だが、各球団ともほぼ半数が入れ替わる見込みだ。
新入団選手獲得のための合同トライアウトが、大阪と高知の2カ所で開催された。昨年のトライアウトで合格し、徳島に入団した
村川凪外野手(四日市大)は、
DeNAから育成1巡目で指名されている。
10月30日、日本生命グラウンド(大阪府貝塚市)で行われた第1回トライアウトには53人が臨んだ。
午前10時、野手の遠投からテストが始まる。2次試験のシート打撃には14人(投手6、野手8)が進み、午後3時に終了した。
すぐさま非公開でのドラフト会議が行われている。1回目のトライアウトを終えた感想を聞いた。
「こんなもんじゃないですか。野手が獲れたので良かった」(愛媛・
武藤孝司コーチ/元近鉄ほか)
「(補強ポイントは)二遊間。まあでも、キャッチャーですね。どの球団もキャッチャーは欲しいと思う」(香川・近藤智勝監督)
翌31日、トライアウトに合格した7人(投手3、野手4)と合わせ、各球団独自のルートで獲得した特別合格者48人(香川9、高知14、徳島16、愛媛9)も発表されている。
11月7日、安芸市営球場(安芸市)で行われた第2回には55人が臨んだ。2次試験に進んだ8人(投手3、野手5)の中から、高知が内野手1人を指名している(高知は独自に獲得した特別合格者1人も発表)。
高知・
吉田豊彦監督(元南海ほか)に第2回の感想を尋ねると、「スケール的には、関西のときより小さかったかな」と話す。これで高知の来季チーム構成は、ほぼ固まったようだ。
徳島の新チーム作りも、着々と完了に近づいている。
「基本的には終わりです。あとは外国人とかね。獲れれば、ですけど」(徳島・南啓介代表)
トライアウトを終えて、四国リーグ・野副星児マネジャーも安堵する。「おかげさまで、受験者も増えました。昨年は3回開催して120人。今年は2回開催して110人なので。良かったかなと思います」
今回指名された選手は、各球団との交渉に合意した後、正式に入団となる。[リポート/高田博史]