
ソフトバンクへ育成選手としての入団が決まった、高知・藤井[元広島][(c)SoftBank HAWKS]
12月14日、高知は
藤井皓哉投手(元広島)を自由契約とし、同時に育成選手としてソフトバンクに移籍することを発表した。NPBを経験した選手が、四国リーグからNPBに移籍復帰するのは4人目となる。
22試合に登板して11勝3敗(リーグ2位)。最優秀防御率(1.12、145投球回)と最多奪三振(180奪三振)の投手タイトル2部門を受賞している。1年を通じて残した、安定感のある成績が評価された。
契約を終え、高知に戻ってきた藤井に浮かれた様子はない。
「う~ん、まあそうですね。ひとまず良かったっていう気持ちと、どっちかと言えば、まだ育成なので、という気持ちのほうが強いですけど」
7月に行った取材で「(NPBに)復帰することにこだわり過ぎないようにしたい」と語っている。『もう一度、野球を楽しむ』が最大のテーマであり、その上で復帰できるなら、それがベストだと考えていた。
広島時代、結果を出そうとするあまり、自分を追い詰めてしまった。「野球を楽しみたい」と口にすれば、「何を甘いことを」と思う人も少なくないだろう。だが・・・
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