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開幕直前シーズン展望/BCLリポート

 

栃木の2年目捕手・叺田。昨秋ドラフトの悔しさを今季にぶつける


 BCLは4月9日に開幕を迎える。2022年シーズンは計8チームが2地区に分かれリーグ戦を繰り広げる。開幕を目前に控え、各チームとも調整に余念がない。

 北地区(福島、群馬、新潟、信濃)は、昨季(東地区)は群馬が制し、リーグ優勝を飾った。ただメンバーはガラリと入れ替わり、「課題は捕手」と牧野塁監督(元オリックスほか)。「投手陣が不安定だが、選手にはチャンス」と2日のオンラインイベントで語り、特に新人の平川裕太(鷺宮製作所)について「経験もあり考え方もしっかりしている」と精神的支柱の役割も期待される。

 信濃は長野県内で開催された「第1回プロ・アマドリームトーナメント」で優勝。投打にまとまりがあり、2年目内野手の小西慶治(駒大)ら強力な攻撃陣が健在。新潟は課題だったバッテリーを中心に立て直しを図り、特に新人右腕の小林駿(新潟コンマーシャル倶楽部)はオープン戦で好投し、先発の一角に期待される。福島は野手を中心にフレッシュな顔ぶれとなったが、BC経験者も多くそれぞれ即戦力候補。特に三拍子そろった外野手の佐藤優悟(元オリックス)らの活躍が期待される。

 北地区のみ、今季は7回10点差、8回8点差のコールドゲーム、また延長タイブレークが導入される。各監督の采配も注目である。

 南地区(茨城、栃木、埼玉、神奈川)は、昨季(中地区)は埼玉が初の地区優勝。角晃多監督(元ロッテ)は「地域が盛り上がる様子を体感させてもらった」と連覇を狙う。高卒新人と2年目の若手に“金の卵”が多数いて、特に新人大型捕手の町田隼乙(光明相模原高)が強肩強打で注目を集める。

 栃木は13人の新戦力が入団。昨季も注目を集めた2年目捕手の叺田本気(中京学院大)ら力のある選手も多く投打にバランスがいい。神奈川は群馬から移籍した田代大輝(神奈川商工高)ら経験豊富な投手が顔をそろえた。川村丈夫監督(元横浜・DeNA)の采配にも注目である。茨城は強打の外野手・大塚虎之介(サンディエゴ大)ら期待の新戦力を含めて攻撃力を全面に出して戦う。チームはオープン戦成績が好調で、今季こそ悲願の初優勝を狙う。

 なお今季のプレーオフ日程が発表され、9月10日から地区チャンピオンシップ(2戦先勝)、17日からBCLチャンピオンシップ(3戦先勝)が実施される。[リポート/岡田浩人]
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