
4月19日、香川戦で、8試合連続となる中前安打を放った大城[写真=愛媛球団]
開幕以来、8試合連続安打を放ち、愛媛・大城雄一郎(小林西高)が存在感を発揮している。打順も下位から上位に上がった。リードオフマンとして愛媛打線をけん引する。
弓岡敬二郎監督(元阪急・
オリックス)は、一番に据えた理由を「いま、一番安定しとるからなあ」と話す。
「ウチは三、四番がしっかりしとるから。そこへつなぐには一番ヒットが多い大城がええ。勝負強いし」
1年目だった昨シーズン、スタートから出遅れた。3月の練習試合で右太もも前側の筋肉を肉離れするケガを負う。これが響き、前期は3試合にしか出場していない。ほとんどの時間を練習生として過ごした。
「しょっぱなにケガして。ああ、もうこれ終わりやなあと思って。ケガしたら試合に出られないし、お金はもらえないし……」
後期に入り、7試合目に選手登録されたが、本当に苦しい日々が始まったのはここからだった・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン