
5月14日、徳島戦で勝ち越しの3ランを放った愛媛・上甲[右、写真=愛媛球団]
坊っちゃんスタジアムのネット裏には、愛媛・
上甲凌大捕手(伯和ビクトリーズ)の両親、兄と妹、そして大阪で暮らす祖父母が応援に駆け付けていた。快音を残して、打球が右翼スタンドへと真っすぐに伸びていく。その瞬間、兄と妹は同時に立ち上がり、歓喜した。
5月14日、愛媛対徳島前期4回戦(松山市)は、6回裏に五番・上甲の放った2号3ランが試合を決めた。3対0で徳島を下している。
外角へのストレートを2球ファウルしたあとの9球目、次は内角に来ると読んでいた。少し右肩の開きが早くなってしまい、バットの芯を外した。それでも打球は・・・
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