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徳島・平尾蒼凱 3年目の飛躍へ/四国ILリポート

 

悔いのない3年目を目指す平尾[写真=佐藤友美]


 首位を快走していた徳島の四番、古本幸希(九州共立大)が福岡遠征の練習中、右腕を骨折した。主砲が離脱したダメージは大きく、その後、徳島はホームで3連敗。首位の座を愛媛に明け渡している。

 思いがけない窮地に陥ったことで、ファンの期待はクリーンアップを務める平尾蒼凱(明桜高)のバットに掛かる。高知市で行われた高知との2連戦、4月15日の前期3回戦では2安打1打点。翌16日の前期4回戦でも右翼線二塁打を含む2安打と、連日の複数安打を記録した。打率を.310(8位、16日終了時)まで上げている。

「ピッチャーと戦うことしか考えてないです。『ランナー二塁やから、かえしたろ!』みたいな気持ちはなく・・・

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